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カワセミ号と響はそれぞれの道へ [ツーリング日誌]



稲刈りの香りの中

響はカワセミ号でお出かけ~

(鼻炎が出そうな香りですケロ)




今日の響は・・・

儀式です.JPG


この儀式をするために

何時もの裏道で小石原方面へ


わたしの裏道.JPG



小石原を下って

途中で筑前岩屋駅に寄りましたが

線路沿いはすっかり秋だね。



素の状態になったカワセミ号.JPG



岩屋駅で鉄分と缶コーヒーを補給した後は

日田のトンネル


トンネルらしいトンネル.JPG



普通のトンネル?と思って

冒険で入って見たけど

途中で穴が開いてるトンネルでした。


日田のトンネル.JPG



日田から国道に出て

筑後川沿いへ



横は筑後川.JPG



この道、久しぶりだぁ~




もしかしたら夜明ダムの写真を撮るの

初めてかもしんない。

夜明ダムです.JPG



夜明ダムからしばらく走ると

原鶴の道の駅でその前は

広いヒマワリ畑でした。


ヒマワリ満開です.JPG


ちょうど満開だったので

平日なのに人がいっぱいだよ。





ヒマワリを見た後は原鶴から朝倉の水車

朝倉の水車郡.JPG



水車の道は寄り道じゃなくて

裏道でよく使う道です。



朝倉です.JPG


筑後川の橋を渡って国道を避けて

スイスイ走れる土手の道に出ます。


気持ちええ~.JPG



空が広くてめっちゃ気持ちが良い。




カワセミ号のドルルルルって音がまた

この景色に合うんだよな。


空が広いです.JPG



そして

ナビが無いので辿り着くか不安だったけど

野生の勘で見事に目的地に到着。



お世話になりました.JPG


「カワセミ号、長い間ありがとう」





出発前にショップでナビとETCを外したので

ナビ無し高速無しで走って来ました。

電装部品取り外し中.JPG



走行距離は[89791km]

やく9万キロのお付き合い.JPG


7年と6か月の歳月とこの距離が作った思い出は

山のようにあります。



しかしこれからは

新しいオーナーさんといっぱい

思い出を作って欲しいと思います。



「トライスターさん、よろしくね」

キーの授与式です.JPG


と、言うわけで

免許を取ってからしばらく大型に乗って無いので

不安って事でわたしが納車にしに来たのであります。



前からCB1300が欲しいっていうのは

聞いて知っていたので

声をかけたらすぐに決まったよ。



引っ越したので新車はきついと思ってた時に

ちょうど良いタイミングだったみたい。



引っ越したばかりの庭は

もうトロッコの軌道を引いたりして

男のロマンが詰まったお庭になっております。

トライスターさんの庭.JPG


いや~、坑道好きなのは同じだけど

ここまでやると変態級じゃな。


そのうち本当に斜坑を掘ったりしないか心配だ(笑)




この広い庭でセンタースタンドのかけ方や

各部品の説明などをして

鳥栖駅まで送ってもらいました。




どうか安全に楽しいバイクライフを送ってくださいね。


さよならカワセミ号.jpg




帰りの電車の中でスマホで

過去のツーリングレポを見返すと

ほんと色々なところに行ってて

車窓も見ずにしばらく思い出にふけってしまった。


CB1300SB.jpg


東北の上の方と関東方面が走破できて無いのが残念だけど

これだけ走ってもトラブルも無く

素晴らしいバイクと出会えて良かったと思います。





あ、バイクから降りるわけじゃないですよ

次は予想しても絶対当たらないバイクになると思います。

Ψ(`◇´)Ψウヒョヒョヒョ



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五島ツーリング3日目(まるっと1日船の上) [ツーリング日誌]




感動の出発編はココ

心洗われる上五島1日目はココ

ダイナミックな大自然の福江島2日目はココ





∑・m= チュンチュン



おはようございます。



五島列島の福江島で迎えた2回目の朝です。






ツーリングは昨日で終わってるけど

船の出港時間が10時10分とゆっくりあるので

その時間までみっちり遊んじゃおうと思います。




なので今日も早起きして昨晩にコンビニ(エブリワン)で買っておいた

朝食を食べます。


2 まさかのたくあん入り.JPG


サラダコッペ。


あの本家のサラダパンを参考に商品化したらしく

しっかり沢庵が入っています。



沢庵とマヨの不思議な組み合わせが癖になりそうな

パンを食べて朝の福江市街地をウロチョロ。

3 福江城の石垣.JPG


まずは日本唯一と言われる海城の福江城




幕末の黒船来航に合わせて

築城された新しい城で石田城とも呼ばれています。


0 おはようございます.JPG


石垣とお堀は当時の物ですが

建物は史料館で敷地は県立高校がはいっているみたい。




それほど歴史があるわけではないけど

ちゃんと武家屋敷の通りも残っています。

1 五島にも武家屋敷があった.JPG


塀の作り方が独特だね。



観光地化されていないので

とっても静かで良いです。

(早朝だからか?)

2 けっこう残ってる方だと思います.jpg


各地に残る城下町の風景の中でも

ここは保存状態がかなり良いよ。



ではホテルに荷物を取りに戻って

チェックアウトして鬼岳方面に走ってみます。



4 やっぱり貸切の道.JPG


島の東南部の海沿いにある

鐙瀬ビジターセンターに行って見ました。


4 ビジターセンターへ.JPG


センターの施設はまだ開いてないけど

海沿いに遊歩道があるので朝の鐙瀬の海岸を見てみましょう。


3 やはり五島は南国だ.JPG



ここも黒潮で南国風な風景になっていますが

その花々の先に展望台がありました。


4 溶岩地帯です.JPG



鬼岳ができる時の噴火で流出した

溶岩の海岸が一望できます。




ここも五島に来たときは是非訪れてほしい場所だ。


5 手を上げると天井に当たりました.jpg


展望台からはゴツゴツした溶岩の海が見れますが

反対を見ると福江島のシンボルである

鬼岳が見えます。


6 鹿児島とかじゃなくて長崎です.JPG


上半分が草原になってて可愛い山です。



鬼岳には後で行くので

まずは鐙瀬海岸を散策するよ。


7 足元をいろんな生き物が動いています.JPG


本土とはちょっと違った雰囲気の樹木帯の中に

遊歩道があって足元には

アカテガニとフナムシがいっぱい。



海辺に出ると

岩が溶岩だってよくわかります。

8 溶岩ゴツゴツ.JPG



その岩の上にもアカテガニがいっぱい

いらっしゃいます。


9 カニはくさるほど居ます.JPG




とりあえず溶岩の海岸でジドリを・・・




10 ジドリが間に合わない図.JPG



って、ぜんぜん間に合って無いケロ(汗)

(朝は動きがニブイ響なのだ)



11 九州の海じゃないみたい.JPG


鐙瀬海岸の散歩を堪能した後は

鬼岳を目指します。


5 バイク乗り用の道です.JPG



案内板を探して

登山道へ


6 鬼岳へ.JPG



鬼岳の中腹まで行くと

広い駐車場がありました。



12 ここが鬼岳のPみたい.JPG




もちろん登る気満々ですので

少しでも楽をするため

ちょっとだけちびっ子バイクの特権を使わせていただきます。



13 ここから登るらしい.JPG



と、言っても100mくらいなものですが

このハンデが重要なのだ。




最初の丘を登ると

展望台がありました。


14 市民の憩いの場.JPG



普通の市民はここで

鬼岳ピクニックを楽しんでるのでしょう。


15 ゴルフは禁止.JPG



めっちゃ気持ちが良いもんね。




でも私は火山である鬼岳の火口が見たいので

見れるところまで登りたいと思います。


16 登りやすそうではあるケロ.JPG



めっちゃ登りやすそうでしょ?


17 登山開始.JPG


ゴールが遠いのも良くわかるので

気分的には楽じゃないけど

昨日の大瀬崎灯台の帰りに比べたら

鼻くそみたいな山だぜ。



おっと、教会で綺麗になった響はそんなお下品な

言葉を使っちゃダメダメ。



長い船旅を控えているので

体力温存ノロノロ歩きで行きたいと思います。

18 朝なので元気一杯です.JPG




一歩あるくたびに

バッタが飛ぶ山道をテクテク




山道脇に咲くツリガネニンジンなどの野草を

見ながらしばらく登って振り返る、

19 けっこう登ったよ.JPG


結構頑張ってるわたし。




そして頂上じゃないけど

最初のピークまで登ると

鬼岳の火口が見れました。


20 鬼岳の火口跡.jpg


火ノ岳・箕岳・臼岳からなる火山帯の一つの山の鬼岳で

もちろん今は噴火してないけど

火口の北側が崩壊して火砕流がおきた

地形がよく判ります。



その方角を見ると福江空港が見えました。

21 下に見える広いところは福江空港.JPG




こうして見ると大きな島だよね。

(1日で楽々回れちゃうケロ)



頂上じゃないケロ.jpg



朝の絶景を堪能して

登って来た道を下ります。





朝露で濡れた草が滑りそうで

登りよりキツかっぱ。

22 おじさんの体力はこんなもん.JPG



それでは鬼岳から見えていた

福江空港の周辺を散策してみます。


7 広大な農地が広がる.JPG



昨日は海沿いばかりでしたので

内陸部分はまだ走って無いんだよね。


8 鬼岳が見える道.JPG


鬼岳の外周を廻る道を探して

適当に走ってみると

コンカナ王国がありました。


23 かつての王国ブームの生き残り.JPG



ホテルを予約する時に

安いビジホが満室でお世話になった

カンパーナホテルとこのコンカナ王国しか

空いてなかったんだよね。




しかし王国ってまだ残ってるんだな。


24 ここはファミリーで泊りたいね.JPG



中に入るとコテージやレストランがあって

ここはツーリングで泊まるんじゃなくて

家族やグループで泊まる場所だね。



とりあえず入り口に立ってるオブジェは

こうして撮るのか?


25 これで良いと?.JPG



コンカナ王国を出ると

広い農地が広がっています。


9 高原みたいな場所.JPG


この広い土地で

島の野菜を供給しているのでしょう。


10 空港までの道.JPG



道は空港で行き止まりになったので

福江方面に戻ります。




戻る途中に明星院があるので

島を出る前の最後の寄り道。

26 ちゃんとお寺もあるよ.JPG


教会群のイメージが濃い五島ですが

ちゃんとお寺もあります。


27 宗教が自由な日本を実感.JPG


遣唐使の寄港地だったこの島に

唐の国から戻って来た空海が立ち寄ったと言われるお寺です。



んじゃ、名残惜しいけど港へ

11 福江港へ.JPG



福江港のフェリーターミナルに着くと

太古がわたしの帰りを待っててくれていました。


28 三日ぶりの太古.JPG


出航は10:10



この五島を近くて遠い存在にしているのが

このまるっと1日を使わないと行けないダイヤでしょう。



行は寝て行けるけど帰りは

昼間の時間しかないのだ。

(人間だけ乗る高速船ジェットフォイルを使えば自由度は増します)




1 お土産といえばこれ.JPG


チケットを買って

時間まで売店をウロウロしたり

五島うどん食べて待ちます。


29 ターミナルで別れの1杯.JPG



食べ終わると乗船案内が出たので

乗船開始。



30 積み込み完了.JPG


もう手順はマスターしてるので

さっさと係員の方にバイクを預けて

陣取り成功!

31 ここぜ~んぶも~らいっ.JPG


この場所、も~らいっ!




こんな風に横になってジドリしてたら

ほんとに眠くなって寝ちゃった。




起きたら初日に降りた青方港を出たところでした。


32 中通島の海岸.JPG



福江→青方→小値賀→宇久と

各島に停まった後は博多港まで暇です。



スマホのゲームをやりまくり

飽きたら寝るを繰り返します。



そしてウトウトした後

なんとなく窓を見ると陸が見えたので

今どの辺を航行してるんだろう?と

先頭のブリッジに出てみると・・・



33 まさか生月島大橋を海から見れるなんて.JPG


ヒャ~~~!



大好きな生月島大橋じゃまいかっ!






まさかこの橋を船から見れるなんて

感激です。


34 黒潮だねぇ~.JPG



じっくり見たいけど

この新造船の太古さんのスピードが速いので

アッと言う間に橋を通り過ぎてい行っちゃいます。




呼子の沖を通って糸島半島の芥屋大門を見ながら

船旅を楽しみますが流石に7時間半乗ってると

次回に乗る時があれば

飽きちゃうこと間違い無しだ。




そして定刻の17:50に博多港に入港です。

35 博多港です.JPG



あ~、戻って来てしまったって言う感じと

ただいま~って感じがします。



36 戻って来たよ.JPG




日が傾いた博多港に

再びポコポコーーと言うBlue・bee号の

音が響く。



対岸の港にはコスタ、ファシノーザが停泊中。

37 ビルじゃな.JPG


デカイ!



全長:290m

総トン数:111.200t

38 船がこれだったらよかったのに.JPG



まぁ。わたくしにとってはバイクを積めんのなら

ど~でも良い船だけどね。



後は暗くなった峠を

ゆっくり走って響の夏休みツーリングはおしまい。



天候不順と言う今年の夏のおかげで

ずっと行きたかった島に行くチャンスが出来きました。



暖かいお見送りもあり

島の人とあいさつを交わすほのぼのとした時間や

絶景で感動もした思い出深いツーリングでした。




五島列島のツーリングレポートと言う記事が少ないため

プランニングが難しい島でしたが

今後もし五島ツーリングを計画されてる方がいれば

このレポが少しでも役に立てれば幸いです。



① 道が良いので大型バイクでもOK
② コンビニが極端に少ない代りに自販機はめっちゃ多い
③ 観光用の道路案内は出る方角と出ない方角がある。
④ 教会見学はマナーを守りましょう(お賽銭も忘れずに)
⑤ 迷子になっても島から出ないのでどうにかなる
⑥ 思ったより南国
⑦ 蛇は1匹だけ見た
⑧ アカテガニがいっぱい道に出てるので避けるのが大変
⑨ 島の車はみんなのんびりなので合わせましょう
⑩ ガソリンスタンドはあるがハイオクを置いてないので注意


そんな事を書いてるとまた行きたくなる響なのでした。



天主堂.jpg





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五島ツーリング2日目(福江島を走り倒せ) [ツーリング日誌]



感動の出航はココ

清めまくった上五島編はココ





<・m= チュンチュン



おはようございます。




福江島で清らかな心のまま目覚めた

響でございます。



今日の五島地方の予報は大陸からの

高気圧に覆われますが気圧の谷の影響で曇が広がりやしいでしょう。



昨日はちょっと暑かったので

曇り程度が丁度いいかもしんない。



ま、晴れ男なんで雨の心配はしなくて良いでしょう。




ツーリングの朝はいつもより早く目覚めてしまうので

あまり騒がしくしないように静かにツーリングの準備をするのだけど

同じホテルに連泊なので

今日の荷物はこんだけ。

0 連泊なので荷物はこれだけ.JPG


とっても身軽です。



地図は無くてもよさそうだけど

三脚はジドリするので絶対忘れてはいけない。




静かにホテルから出て

街を走るけどやっぱり朝が早いので街はガラガラです。


1 まだ街は寝ています.jpg



福江城の前にコンビニがあるのを確認していたので

そこで朝食のパンを食べて

福江島の外周を時計回りに巡る作戦で

k165へ

2 島を時計回りで巡ります.JPG



昨日の上五島もそうだったけど

三桁県道でもこんなに快適な道なんだよ。




火山だった鬼岳をグルっと回るような道ですが

その途中で「井穴」と言う案内が出たので

行って見た。

1 探検しろってことか?.JPG


富江溶岩トンネルと言うらしいけど

鬼岳の噴火の時にできた溶岩の風穴らしい。




穴ポコとくればもう入らないわけにはいかないので

ライトを持って来てないけど入っちゃうぞ。

2 階段を下ったところに穴があるみたいです.JPG


階段を下りると井穴の入り口が見えたけど

なんか閉まってないですか?



金網の戸を引いてみるも

しっかり南京錠が掛かっとる!

3 入れませんでした.jpg


もう入る気満々だったのに。



真っ暗な奥まで行く気満々だったのに。



全然ビビッてなんてなかったのに。





仕方ないので入り口だけでも覗いとこ。

4 深そうだね.JPG


地下水が溜まってるみたいだけど

かなり探検隊気分を味わえそうな雰囲気だね。



井穴を出て元のk165に出るけど

再び海沿いへ

3 農地が広がっています.JPG



富江半島の海沿いにサイクリングロードが通っていて

車両と共有部分を走るとこんな像が!


4 きったねぇ髭だな.JPG



誰?

(髭がきちゃないですよ)




ちょっと先に行くとトイレがあって

説明版がありました。


9 トイレも完備.JPG



江戸時代末期にこの海沿いにある石塁に居住していた

船大工の勘次と言う男らしい。


5 指差す方に何がある?.JPG


一度村から行方不明になって

見つかった時はカッパと一緒に築いた

石塁に住んでいたというちょっと変わったお方です。




一緒に指差してる人は勘次さんのお父さんかな?

6 わたしも一緒に.JPG


海を見つめているのは

船大工だったからかもね。




とりあえずイタズラも忘れずに・・・


7 調子に乗ります.JPG


ちなみに

カッパと築いた石塁はこれらしい ↓

10 これが城の石垣の跡らしい.JPG


普通の石垣にしかみえんケロ




しかしこの海沿いの道は良いよ。


11 自転車と併用区間.JPG



サイクリングロードなので全部は走れないけど

これ以上のシーサイドは無いって思うくらい

シーサイドロードです。


5 まさにシーサイド.JPG




しばらく走ると潜望鏡みたいな灯台もあったよ。


12 潜望鏡みたいな灯台.JPG


笠山鼻灯台と言って小さいけど

暗礁地帯を教える大事な灯台なのでした。



6 畑だらけ.JPG


富江半島から出て

R384を西へ


7 大型バイクでも普通にOK.JPG



途中から大瀬崎方面へ曲がって

k50を走るけどその途中で可愛い教会がありました。


13 可愛い教会見つけた.JPG


しっかりとした御影石で出来ています。

(マリア像の入り口の目印みたいです)←墓地なので行ってないよ



8 島ってことを忘れてしまいそう.JPG


昨日の中通島と違って

アップダウンが多い道を走って福江島の

一番西側まで来ました。



9 今日も水位が高いです.JPG



玉之浦の漁港の近くに

たしかわたしの好きなアコウの樹があるはずなんだけどぉ・・・




目印は大山祇神社ですが

その前にアコウの案内板が出たので

迷うことなく到着。


14 キツネのカミソリ.JPG


親切だぞ~、五島!



ちびっ子バイクの特権を生かして

神社の前まで行くと

境内の手前にでっかいアコウの樹がありました。


15 島の端っこにありました.JPG



緯度は福岡とそんなに変わらないけど

黒潮の影響で1年を通して暖かいから

こんな樹が育つんだね。


16 このアコウも下を通れます.JPG



この玉之浦のアコウも

やっぱり木の下を通れます。




一本の樹でこんな形になるんだら凄いよね。




では樹の精霊にパワーを頂きましょう。

17 大木の霊気を貰います.JPG




アコウの樹でエナギーをフルチャージして

大瀬崎へ




昨日はサンセットでしたが

今日は白い灯台がちゃんと見えます。

18 相手にとって不足は無い.JPG



ちょっと霞んでるけど

今からあの大瀬崎灯台まで歩いて行きたいと思います。


19 大瀬埼灯台は絶景だった.JPG



行けるかなぁ?



行は下りだから良いけど帰って来れるか

心配だよ。




そんな不安な気持ちのまま

灯台までの遊歩道の入り口へ

10 1.2kmだってよ.JPG


灯台まで1.2kmだって



入り口から階段なので

ちびっ子バイクでもインチキはできないので

歩く覚悟を決めます。


20 まぁ、最初は楽勝.JPG


序盤は岬などの観光地でよく見るような

遊歩道です




森を抜けると

低木エリアになります。



今まで日陰だったけど

ずっと日向が続きそうです。

21 紫外線に負けるな.JPG


予報は曇りって言ってたのに

太陽が出たおかげで暑くなってきたぞ。



22 まだ遠いよ.JPG



海風が厳しい低木エリアになったので

灯台が見えるようになったけど

まだ遠いって言うのも良く見えるので

メゲそう・・・(汗)





さらに下るけど

下れば下るほど帰りが心配になってくる。

(なので戻りの遊歩道のレポは無い)




そしてようやく灯台が目の前に見える

ところまで下って来ました。


23 こんなに絵になる灯台は久しぶり.JPG



か、かっこいい!



映画のロケにも使われるだけの事はあるな。

(映画「悪人」のロケ地)


24 崖っぷちの道です.JPG



灯台の前は緑の草原みたいになっていて

上から見たような険しい場所にいるようには思えません。


25 やっぱり五島は素晴らしいところ.JPG



灯台に行く前に

大瀬崎の断崖も眺めてみましょうね。



26 釣り人の道か?.JPG



たぶんこの道?みたいな先へ行けば

崖っぷちに行けそう。





え~っと

もうこれ以上は行けないな





どれどれ・・・・





ヒャーーー!


27 お尻がムズムズするところ.jpg



超、お尻がムズムズする絶景でした。



今まで人生も含めていろんな崖っぷちに立って来たけど

ここは間違いなく上位に入るな。





そして会いたかった大瀬崎灯台へ


28 この灯台に来れて幸せ.JPG



もう感激で涙が出そうです。




だ~れも居ないので

わたしの為だけに建ってくれてるんじゃないかと

都合のいい妄想もしてしまいます。



29 ラッパを吹きたくなります.JPG



吹き抜ける潮風の音を聞きながら

座って海を眺めていると

時間がゆっくり流れてる気がします。




ちなみに私が座ってる選ばれしものしか座れない岩はココ ↓

絶景と響.jpg



さぁ、岩に座って動かない響ですが

景色に感動して動かないって理由もあるけど

戻る気合を溜めております。



いつまでも先っちょにいるわけにもいかないので

意を決して降りてきた尾根の道を登ります。




写真は無いです。

ハァハァ・・・




カメラを出す元気もねーよ。

ハァハァ・・・




日よけ用のハンドタオルが汗で

どんどん濡れていきます。


ゼェゼェ・・・




なんとかBlue・bee号のところまで戻って

展望台の自販機で水分補給します。




木陰ですべての活動を休止させて体力の

回復を待って

ツーリングを再開。


11 田んぼはもしかして二期作目ですか?.JPG



R384に戻って

島の西側を北上。


12 入り江の道.JPG



しばらく走ると

荒々しかった海の雰囲気が変わります。



30 何だこの南国的な色は?.JPG




頓泊海水浴場


33 宮古島を思い出す.JPG



泳がないまでも

パンツが見せれるパンツだったら

間違いなく入っていたかもってくらい綺麗です。



31 頓泊海水浴場です.JPG


こんなに綺麗な海が九州に存在していたなんて

わたしは嬉しい!



32 青奴に乗って青い海を見る.JPG



真夏の真っ青な青空だったら

もっと綺麗だったかもね。




この頓泊ビーチから高浜海水浴場にかけての海は

ちょっと別格な綺麗さでした。


13 ずっと快走路が続く.JPG



海沿いを走る小さな青いバイクと

清くなった響は島の北側へ


14 こんな感じも宮古島に似てる.JPG



その途中にある道の駅遣唐使ふるさと館で休憩。


この福江島はタクシーもそうだけど

レンタカーのEV化が進んでいて

いたるところに無料の充電所があります。

15 日本一EVに力を入れてるんじゃない?.JPG


小さな民宿の砂利の駐車場にも設置されてるくらい

かなりEV化に力を入れてるようです。


島の中にいる限り充電切れの心配がないという理由と

全国で一番ガソリン代が高い県と言う条件もあっての

自治体の政策なのでしょう。



本当はこの道の駅でお昼ご飯的な物を軽く食べようと

思ったのですが大瀬崎の登山?がハードだったので

食欲があまりないので

食べずに水分補給だけしてスルーしちゃいます。

16 コスモスは2分咲き.JPG



道の駅の近くに魚津ヶ崎と言う場所があるので

ちょっと行って見ますね。




まだ咲いてないコスモス園の先にキャンプ場があって

奥まで行くと岬になっていました。


36 キャンプ場でした.JPG




この魚津ヶ崎の海も綺麗。


37 ここも綺麗です.JPG


そう言えばこの福江島に来てまだ

一個も教会を見てないけど

この北部に見たい教会が集まっているので

ちょっと探してみましょう。


17 地方的な風景がステキ.JPG


岐宿からk31に入って

しばらく走ると五島では珍しく

海沿いじゃないところに教会があります。



[楠原教会]

34 感動して涙が出そう.JPG


もう美しすぎて持って帰りたい気分です。



そんなに私のツボにはまる理由は

やっぱりここも鉄川与助氏の設計によるものだからかも。




明治になるかならないかくらいの時期に

もっともキリシタンの弾圧がひどかった場所のようでが

そんな土地に根付いた信仰の心にこたえるような

優しいデザインだともいます。



中央に塔を持たない

鉄川氏の設計では少ないタイプの教会だね。



煉瓦の色も人の手では出せない

年月のなせる芸術的な風合いを見せてくれています。




美しかった楠原教会から再び海沿いに出ると

水の浦教会があります。



白亜のとぉ~っても綺麗な教会だよ。

35 私の腹黒はなくなりました.JPG


昭和13年と今まで見てきた教会の中では

比較的新しい教会ですが鉄川組によって改築された

木造最大規模の教会です。



それでは教会巡りの最後になる

堂崎天主堂に向かってk162へ

18 ヘゴ自生北限地.JPG



ヘゴ自生地の北限地を通って

戸岐ノ首の入り江


38 昔ながらの風景.JPG


そこから湾に沿って走ると

堂崎天主堂があるのですが

天主堂の手前のカフェ[BABY QOO]で

軽くデザート的な物を頂きましょう。


39 わたしの休憩場.JPG


マングローブ科みたいな樹の垣根に囲まれた

ちょっとオシャレなカフェです。




立派な垣根の間の入り口から入ると

イモ虫みたいな丸い犬が出迎えてくれます。

40 やせなさい.JPG


ちょっと痩せなよ。



もともとテイクアウトがメインのカフェみたいですが

ちゃんとイートイン用のテラスもあります。

41 なんかオシャレなテラスです.JPG



日陰と潮風が心地いいテラスで

フローズンコーヒーを頂きます。


42 オシャレなカフェな似合うライダーは俺だ.JPG



今日のお昼はこれくらが丁度良い感じ。




食べ終わったらすぐ隣が堂崎天主堂でございます。

43 初めてお金を取られた.JPG


と、ここで五島の教会群初の有料だ。




ちょっと前の響だったら「タダじゃねーのかよっ」と

言ってたと思うけど

清くなった響はニコニコしながら気持ちよく

300円をお支払させて

いただきました。



44 やめて~.JPG



五島列島で最初にできた天主堂で

施行はやっぱり鉄川与助さん。



45 資料館になっています.jpg



現在はキリシタンの史料館として開放されているけど

陳列棚が並んでいて

教会らしい内部が見れないのがちょっと残念です。

(撮影禁止だし)


46 教会はこれくらいにしといたろ.JPG


この堂崎天主堂で

響の教会巡りは完了です。



小さなエリアにこれだけ濃い内容の

教会群があるのは素晴らしい事です。



世界遺産登録はわたし個人の意見としては中立なのだが

静かなまま今の姿を保ってほしいと思う気持ちの方が大きいかな。



最後の天主堂を後にし

入り江の対岸にあるココへ

19 停留場の名前にセンスがある.JPG


やっぱり判りやすいぜ、五島!



島が小さいので

見どころが密集してるので

ちょっと走れば違うスポットに行けるのが良いよね。



では五島に来て3本目のアコウの大木登場です。


47 ふたたびアコウ.JPG


[樫の浦のアコウ]



今まで見た3つのアコウの中で

このアコウが一番枝ぶりがデカく見えます。


48 デケェ.JPG



文句の付けどころのない巨木だよ。



49 完全に南国な場所です.JPG



大瀬崎で消耗した体力をここで

充填させてもらいます。



50 絡まれそう.JPG



見れば見るほど根っこにしか見えない幹だね。





それではまだ早い時間ですが

島を一周してしまったので

福江市街地へ戻ります。



20 タワーが見えるのでもう1周してきた.JPG




民家が増えて市街地へ入るところで

神社を発見!


51 市街地のはずれにある神社.JPG



フフフ




普通の神社に見えるけど

奴を見つけたんだよ。





カッパをな


52 火消しカッパです.JPG


水神様で

このカッパは火事を消した火消し河童だってさ。


53 1日1カッパは任せろ.JPG


初の福江島でもしっかり1日1カッパのミッションを

クリアしたぜ。



スゲーだろっ!




河童を見た後はもうどこにも寄らずホテルに戻って

みんなが待ち焦がれてるサービスカットだ。


21 サービスカットをどうぞ.JPG


明るい時間なので貸切だぜ。




すっきりサッパリした後は

福江のグルメタイムだ。



今日はホテルのフロントマンおすすめの

やぐら寿しへお邪魔。


22 今日のディナーはココ.JPG


「らっしゃいっ」と言う寿司屋らしい挨拶を受けながら

カウンターに座って

食べ物を頼む前にやっぱりコレ

23 冷えひえだ~.JPG


キンキンに冷えてる~~!




さぁ、飲むぞ!

喰うぞ!

24 五島を食い尽くせ.jpg


こうして響の福江島最後の夜は

ふけて行くのでありました。





明日はもう帰る日なので

1日まるっとツーリングレポートと言うのは

これでおしまいですが

家に帰るまでがツーリングですので

明日もちょっとだけ御付き合いくださると嬉しいです。




では、おやすみなさい。



アコウの樹.jpg





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五島ツーリング1日目(上五島で清めろ) [ツーリング日誌]




感動の旅立ちはココから




ブォオオオーーー!

ブォオオオーーー!




ピンポンパンポ~ン♪


「長らくのご乗船お疲れ様でした

本船は間もなく青方港に入港します

船内にお忘れ物の無いようにお願いします。」




こうして私の乗る船は定刻の

5:40に中通島の青方港に到着しました。



普通のフェリーと違ってここが終点じゃないので

降り遅れて次の島に行っちゃう前に

さっさと準備して初の五島の土を踏みます。



1 五島に初上陸.JPG


まだ夜が明けとらんよ。


とりあえずどっちに行けば良いかわからないけど

青方の街の中心に向かって走ってみた。


2 青方の夜明け.JPG


走る事2分・・・



港から街はめちゃ近かった。




時間が早過ぎてまだ街は寝てるぞ。

3 まだ街は寝ています.JPG

朝ごはんが食べたいので

コンビニを探してると・・・



これって、


コレって・・・


1 カッパか?.JPG


カッパですか?



ヒビッキーも生物学術上かなり

無理なデザインですが

このカッパも生き物としてはかなり

相当無理がありそうだ。



五島はカッパ伝説の多い土地柄らしく

早くも1日1カッパをGETしてしまったゼ。


2 早くも1日1カッパ.JPG



で、コンビニなんだけど

ね~よ(汗)




聞いたことのないようなコンビニくらいはあるだろうと

思って探したけどね~んだよ。




仕方ないので街の店が開くまで時間潰しに

ちょっと走って来ます。




k170で矢堅崎を目指してると

さすが五島です。


さっそくこんなバス停がありました。

4 バス停.JPG



バス停の向かいの斜面に

冷水教会が建っています。


5 いきなり教会発見.JPG


ここは下から見上げただけですが

この教会は私が大好きな鉄川与助さんの設計の教会だよ。



これから幾つの教会と出会えるのか楽しみだ。




そして冷水教会のすぐ先にある矢堅崎

6 展望所に一人.JPG


誰もいない展望台からは

海からの目印になっている矢堅目のとんがり岩が

見えます。


7 島に来る船の目印になってるそうです.JPG


昔はここで敵の侵入を見張っていたらしい。




たしかに見張るには最高のロケーションだった。


8 朝の絶景.JPG


朝から絶景を見て感動する響ですが

朝ごはんを食べて無いので

今一つジドリに力が入んない。



青方の街に戻るとお弁当屋のほっともっとが

開いていたのでおにぎりが私の朝食です。


4 ホットモットのおにぎり.JPG


椅子もあるし指に付いた

ご飯粒はピンとはじいて海に入れると

なんか知らん小さな魚が食べるので

退屈しないで食べれます。




食べ終わって青方の街を抜けようとすると

洋館を発見!

3 青方子育て支援センター.JPG


青方子育て支援センターになってるけど

元は昭和3年に建てられた旧青方村役場らしい。




では朝食も食べたし本格的に回るとするかぁ。

5 水面が高くない?.JPG



ポコポコポコーーっと

島にBlue・bee号の音を響かせて

大曽教会に行ってみました。


9 港から望む教会.JPG


集落があると必ず教会がある五島ですが

その数ある教会でも独断と偏見で

見た目が好きな教会だけを巡ろうと思います。

(全部回ると1日じゃ無理なんだもん)




漁港の向かいに教会が見えたので

海沿いに沿って向かっていくと

今日はやたらと海面が高いです。

(港が低いのか?)

6 スーパームーンの大潮だからか?.JPG


スーパームーンで大潮だから?

(たしかその日は天草地方で高潮注意報が出てた)



漁港をグルっと回って

漁港から細い路地を上がっていく道を見つけたので

これで教会に行けるかな?


7 ちびっ子バイクの本領発揮.JPG


小さいバイクだとこんな道の時に

気楽で良いんだよな。


人んちに行き当たっても

持ち上げてUターンできるし。



でも廃墟ハンターの方向感覚は

この程度で迷うはずもなく大曽教会の真ん前へ

10 美し過ぎる教会.JPG


[大曽教会]

大正5年(1916年)に鉄川与助さんが建てました。



もう説明版を見なくても鉄川さんの作だって

判っちゃうわたし。


11 ステンドグラスも可愛い.JPG


信者たちが身を削った寄付金で

最高の物を作るという教会建築の第一人者としての

プライドと愛を感じずにはいられません。




と、こんな感じで今日はた~くさん教会を見て

腹黒を浄化させるよ。


8 メインの外周路はだいたいこんな道.JPG


R384を走って有川港の近くで迷子になってると

海童神社を見つけました。


12 焼酎にこんな銘柄があります.JPG



ここはナガスクジラのアゴの骨を使った鳥居がある

レアな神社なんだよ。



寄る予定じゃなかったけど

迷子中に見つけちゃった。


13 小さな神社.JPG


昔は捕鯨の基地だったんだろうね。



わたしも小さい時にかなりクジラのお世話になったので

敬意を表しておきましょう。

14 鯨に感謝の意をこめて.JPG


本殿は階段を上がらないといけないみたいなので

このクジラの骨を見るだけに

しておいてあげましょう。



怖そうな猫もいるし・・・


15 ボス猫登場.jpg



この有川で国道は終点になるので

ここから先はk62へ

9 思ったより人口は多そう.JPG


県道になってもずっとこんな快適な道なんだよ。


道がすげ~ぞ、五島!





その途中の野首鼻からの眺め ↓

16 やっぱり島は海が綺麗.JPG


ちょっと霞んでるけど

海が綺麗だよ。



海がすげ~ぞ、五島!




野首鼻からさらに東へ行くと

頭ヶ島に渡り島の行き止まりまで行くと

上五島空港でした。


10 空港です.JPG


廃墟?と思ったけど休港中らしく

ガラ~ンとしてるよ。




ちょっと街から離れすぎてるので

便利が悪そうだもんね。




空港がショボイぞ、五島!





そして頭ヶ島の目的地に到着。


17 飲めそうなくらい綺麗だぞ.JPG



海が綺麗過ぎて頭がクラクラします。



その海を静かに見つめる石造りの教会

18 鉄川さぁ~ん!.JPG

[頭ヶ島教会]


世界遺産登録のリストにも入っている石造りの教会で

大正8年(1917年)で建てられ

設計はもちろん鉄川与助氏によるもの。



教会で浄化されどんどん腹黒響から

良い人響に変身中。


最後は歩く好感度と呼ばれる人物を目指すのだ。



んじゃ先へ・・・

11 眺め最高.JPG


頭ヶ島大橋を渡ると

交差点で「龍馬ゆかりの地」と言う

案内を見つけたので行って見ます。


19 なんのゆかりが?.JPG


五島に龍馬?




坂本龍馬は大好きなので

色々と本なども読んで知ってるつもりでしたが

五島にどんなゆかりがあるんだろう?



五島の沖を見つめる龍馬

20 ワイルウェルフ号が沈んだ方を向いています.JPG



亀山社中時代にグラバー商会から購入した

ワイル・ウェル号がこの五島沖で

池内蔵田を含む12名と共に沈没してしまって

後に龍馬はこの地に鎮魂のため立ち寄ったらしい。



上五島の沖だったんだね。


知らなかっぱ。





わたしも龍馬さんと一緒に鎮魂の意を込めて・・・


21 とりあえず浮いとこ.JPG


五島の歴史は深かった。




では、そろそろお腹が空いたので

五島名物を食べましょう。



再び有川まで戻って

判りやすい看板を目指します。

22 メインストリート.JPG


ほら・・・



わかりやすいでしょ?

23 かなりリアルなうどん.JPG



五島うどんを食べたいので

竹酔亭にお邪魔しました。


12 探す前に見つけてしまった.JPG



ちょっと暑かったので

ザルでいただきます。


13 コシとツルっと感が五島うどんの特徴.JPG


そうめんと同じような手延べで

つるつるしてて歯切れの良い腰が

めっちゃ美味しいよ。


汁の出汁がアゴ出汁みたいで

ちょっと甘くて独特です。



ウマいぞ、五島!




食べ終わった後は

この竹酔亭からすぐのところにある

鯛之浦教会にも行ってみたよ。

24 木造ですよ.JPG


朝の冷水教会が木造で

大曽教会が赤煉瓦。

さっき行った頭ヶ島教会が石造りで

この教会は木造と赤煉瓦の組み合わせです。



幾つも教会を巡っていても

飽きさせない五島の教会群でございます。


25 木道と赤レンガの融合.JPG


何度も建て替えを経たのち

昭和54年に長崎で被爆した浦上天主堂の

被爆煉瓦を鐘楼に使用して建てられた教会です。


26 カトリックじゃないような雰囲気も感じる.JPG


鉄川さんじゃないので

今までとちょっと雰囲気が違うでしょ?



ミッション系の学校に見える。


27 響流のお祈り.JPG


回りに建物があって

あまり眺めれる場所が無かったので

ここから拝んでおきましょう。




そして再び朝コンビニを探してウロウロした青方へ



島が小さいのでどうしても同じ場所を通っちゃうんだよ。




でも朝見たカッパの所の

かんころ餅が食べたかったので

ちょうどよかっぱ。


14 餡子入りのかんころ餅.JPG


ネッチリモッチリで甘くておいしい!


お土産用のかんころ餅は中身が入ってないソリッドな餅ですが

個人で作って売ってるこのかんころ餅は

中に餡子が入っていました。


食感や味は干し芋に似てるかな?





さんざんウロウロした青方とは

ここでお別れ。




これから中通島を一気に南下して

島の下へ行きます。


15 南下します.JPG



大移動はとっても快適なR384で



ちなみに中通島の国道はこのR384だけ。




わかりやすいぞ、五島!


28 若松地区.JPG


その途中

廃校になった学校を見つけたので

一休みしましょう。


29 小学校跡です.JPG


ちょっと眠気がくる食後の昼下がりですので

運動場で軽く運動を


30 響流は浮きながらラジオ体操をします.JPG


響流なのでもちろん浮きながら・・・



子供がいなくなった

校庭の時計は5時11分を指したまま。

31 止まった時間.JPG



平屋の長ヒョロイ校舎の入り口は

なんだかやたらと南国チックでございます。


32 やけに南国を感じる玄関.JPG


統廃合により平成10年で廃校になったみたいだけど

目の前が真っ青な海と言う

絶景な学校なのでした。


33 廃墟ハンターに浸る時間.JPG



上荒川小学を出た後は

国道からちょっとだけそれて福見教会へ


34 海沿いのとっても静かな教会です.JPG



海沿いの静か~な教会でした。



35 誰もいません.JPG



この福見教会で本日の教会は

全部消化です。



ほんと素晴らしい教会群でした。



福見教会から走る事数分で

福江島までの船が出る奈良尾港です。



でもフェリーの時間に余裕があるので

奈良尾周辺を観光するよ。

16 海に飛び出した道.JPG


フェリーターミナルからちょっと走ると

奈良尾の市街地です。


17 奈良尾の町です.JPG



その住宅街の中にわたしの大好きなアコウの樹が

あるんだよ。


36 樹が枯れたら困る通り.JPG



国内で見れる好きな樹木ベスト5に入る

樹でございます。

(他にはカツラ・白樺・ガジュマル等が入っております)




アコウの凄いところは

なんたってこのグネグネ感でしょう。

37 すごいじょ~.JPG


一本でジャングルみたいな木です。



下だってくぐれちゃうぞ。


38 下をくぐれるほどの大木です.JPG


でっかいよ~!




時計を見るとまだまだ時間に余裕があるので

米山にも登っちゃうぞ。

39 奈良尾の町並み.JPG


海沿いの比較的なだらかな道ばかりを走って来たけど

本日初の山道です。


18 山道でも綺麗に整備されています.JPG



グイグイ~~っと登って行くと

頂上付近の駐車場で行き止まり。


40 頂上のP.JPG


ここから先は

歩けって事か?


41 明日はこんなの楽勝ってとこ歩くから.JPG


イヤ~ン



階段ばかりじゃないか。

(明日はもっとヘロヘロになるところに行く事になるのに)




やっと残暑と呼べるような陽気の中

汗をかきながら展望台へ


42 想像以上に立派な展望台.JPG



マイナーな香りがしていたけど

予想外に立派な展望台でした。





眺めは・・・



43 けっこう複雑だったんだね.JPG


ヒャッポーーー!




対岸は若松島ですが

とっても複雑な地形です。




奈良尾港の方を見ると

上りのフェリーが入港するところでした。


44 上りの便が入ってくる.JPG


ずっと眺めていたい風景だったけど

下りのフェリーの時間が近づいたので

フェリーターミナルへ移動。



チケットを買ってオブジェでジドリ


45 波乗り響.JPG


マグロだな。




では船が入港したので中通島とはこれでお別れです。

46 見た目通り暑い.JPG


またいつか上陸する日まで

さようなら~~~!!



19 福江島に移動します.JPG



島民の足のようなフェリーは

手際よくさっさとバイクを固定されて

手荷物を分ける暇もなく客室へ誘導されました。



47 島の人には無くてはならない足.JPG


1時間半程度の短い船旅です。


チケット代は原付2種を積んで2390円





昼寝をしてるともう福江港って感じ。




入港のアナウンスで起きて

下船準備をして福江島に初上陸ぅ~~![グッド(上向き矢印)]



20 日没までひとっ走り.JPG



福江港の近くのホテルを取っていたので

場所だけ確認して走り足らないので

明日のツーリングの下見ついでに日没まで

走れるところまで走って見ましょう。



48 荒々しい海岸.JPG



とりあえず島の大きさを知るため

島を横断して大瀬崎へ



荒々しい断崖が続く先に

大瀬崎灯台がありました。



49 大瀬埼のサンセット.JPG



明日も来るけど

大瀬崎のサンセットが見れてよかっぱ。


50 今日のツーリングはここまで.JPG



大瀬崎沖に沈もうとする夕日を見ながら

ホテルにチェックインの電話を入れる。


「今、大瀬崎ですのでこれからホテルに向かいます

何分くらいかかりますか?」(響)


「ご連絡ありがとうございます。

大瀬崎からだと1時間弱くらいだと思います

お部屋の方は用意してございますので

お気をつけていらしてください。」(ホテルマン)




だって。


21 きっと明日も通るであろう道.JPG



適当に走っていても福江市街地までの道路案内が出るので

迷う事なくホテルに到着。



35分くらいしかかからんかったケロ

(島の人はゆっくりなんだよ)


22 ビジホよりランクが上です.JPG



今回お世話になるのは

福江市街地にあるちょっとお高いカンパーナホテル




安いビジホで良いんだけど

公共工事か何かでどこもいっぱいだったんだよ。


23 一泊8千円.JPG



1泊素泊まりで8000円だけど

部屋が広い和室なのでかなりゆったりできます。



24 これが福江の繁華街.JPG



ではお決まりパターンみたいな料理の

ホテルの食事はとらない旅スタイルなので

地元の人に人気の居酒屋を聞いてテクテクと

レトロな感じの商店街を歩きます。




教えてもらった路地へ入っていくとありました。


25 宿のお勧めの店.JPG

居酒屋「誠心」



まずはコレから ↓

26 旅先のビールって格別です.JPG



五島らしくマグロとキビナゴの刺身もいただきます。


27 魚の美味さは間違いない.JPG



本当はハコフグが名物なので

頼みたかったけど今日は数が少なくて

もう切れちゃってた。

(一品で2800円もするので切れてて良かったかも)



あ、五島牛もお願いします。


28 五島牛も食っちゃうぞ.JPG


後は適当におつまみ料理を追加して食べて

2杯目のビールを飲み干したところで今日はここまで。





明日もまだ見ぬ五島が私を待っているので

おやすみなさぁ~い。


51 祈りの時間.jpg




明日も清められた綺麗な響が走ります。



[つづく]


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