三光鳥さがして林道プチツーリング [ツーリング日誌]
サンコウチョウいませんかぁ~!??
あ、サンコウチョウって・・・
↑ こんな奴ネ
(久し振りにマウスの鬼になってイラストを描いてみた) ※:すこし書き直しました
一度実物のサンコウチョウを見て
その宝石のようなブルーの目と優美な尾羽に
感動してしまったので
今年も出会いたいと
居そうなところにたくさん出向いているけど
なかなか出会えないんだよねこれがぁ
夏鳥なので見るなら「今でしょう」ってことで
今回はちょっと遠いけど実績のある場所へ
出向いて見ました。
とりあえず鹿がたくさん居そうな杉林に
サンコウチョウはいるのです。
ね?
いたでしょう?
鹿が・・・
こんなのが転がってるほど
かなり深い山の中に入っています。
また似合わない車で突入していますが
今回は無事に職質は受けることなく
鳥探しに集中させていただいております。
ゆっくりと林道を走りながら探すけど
姿を探して見つけるのは至難の業なので
窓を全開にして
鳴き声だけを頼りに探します。
(意外とダミ声なんだよな)
数度、サンコウチョウの鳴き声を確認したけど
かなり遠くてやっと道から近い場所で鳴いてる
サンコウチョウを発見!
しかし・・・
やっぱ遠いし動きが早いよ
なんとかカメラのファインダーの中に収めたけど
尻尾の方しか
撮れんかったぞ(汗)
その後は林道を往復するも
射程距離内に鳥が来ることはなく
鹿を数頭追いかけただけで林道を後にするのでありました。
日は変わって・・・
サンコウチョウを見つけるなら
わざわざ遠くへ行かなくても
近場で回数を稼いだ方が近道じゃないか?って
ことで今日はちびっ子バイクで
近くのよさそうな林道を下見に行きたいと思います。
昼過ぎには帰らないといけない日だったので
あまり遠くまでは行かずに
宝珠山周辺を探ってみようと思います。
英彦山の上り口の先から
宝珠山方面へ
最初は綺麗な道だけど
スグに林道になります。
下見がメインだけど
やっぱバイクって楽しい。
エンジンをかけてると
鳴き声が判らないので
下り坂はエンジンを切って
ヘルメットのシールドを開けて探すけど
なかなか居ないんだよなぁ。
もっと誰も来ないような
マイナーな林道へ行った方が良いんじゃネ?って
ことで途中から支線へ入ってみると・・・
林道:あるある
とりあえず支線はあきらめて
東峰村の方に抜けます。
ほどなく東峰村の棚田に到着
この美しい石積みの棚田を眺めながら
峠を下ってると林道の入り口発見!
たね・・・きやま?
近くでよく見てみると「椎木山線」って書いてる
記念碑からすこし急坂を登ると
こんな看板があります。 ↓
ゲートは自分で開け閉めするようです。
これだな。
たぶんイノシシなどの
進入を防ぐ奴だと思います。
とりあえずバイクをゲートの前に停めて
ゲートのレバーみたいな奴をギコっと
回してスライドさせて開けると・・・
自分で停めたバイクが邪魔でゲートが開かないと言う・・・・
停める場所を考えようゼ
ちびっ子バイクにすこし下がってもらって
無事にゲートオープン!
看板に書いてた通りに
きちんと閉めて
林道へGO!
そのGO!の直後に
「全面通行止」の看板があったけど
どこかで土砂崩れでもあるのかな?
バイクなので行けるところまで
行って見る事にして先へ。
するといきなり落石だらけの道です。
数Km先で
通行止となった原因の
大きな崩落箇所があったけど
道を全部ふさぐほどじゃないので
バイクなら普通に通過出来ちゃった。
でも4輪の通行は無理なので
野鳥観察林道としては
不合格だな。
とりあえず目的のサンコウチョウは声はするけど
姿は確認できませんでした。
でも、居ることは間違いなさそうだ。
サンコウチョウがいる場所には
鹿もいるって言うのがわたくしの持論ですが
ほら! ↓
進入してくる車がまったくいないので
こんなに鹿ってたくさんいるの?ってくらい
道路際で見るのであります。
初めての走った林道ですが
いつも走ってる近くにこんな
山奥を通る舗装林道があったなんて
知らなかったよ。
伐採の終わった開けた頂上付近を
通過した後も落石は続くので油断できない林道ですが
道に苔が生えてるわけでもないので
小さなバイクだと石を避けて走るのも楽しくなる道だよ。
とりあえず無事に県道に戻って
今度は皿山方面へ
皿山までの道は雰囲気の良い杉林だったので
野鳥観察箇所としてはここも候補地だな。
で、その皿山に到着
皿山って山じゃなくて地名で
小鹿焼(「おんたやき」と読め)の里です。
小石原焼から決別した
陶工がこの地で窯を開いた場所です。
下見ツーリングも一応めぼしい場所は周ったので
ここでお昼ご飯を食べて帰りましょう。
川に張り出すように建てられた
小さなお蕎麦屋の蕎麦 ↓
最初は大衆食堂のプラのザルにでも乗って
出てくるのを想像したら
小鹿焼の飛び鉋の皿で出てきた。
殻ごと挽いた蕎麦で
そのままツルツルと食べると
喉越しはザラザラするけど
噛むとプチプチと歯ごたえのある
粗挽きな蕎麦でした。
蕎麦を食べた後はもう帰るだけなのですが
帰りの駄賃で一ヶ所だけ寄り道
古道です。
石畳です。
苔、生えてます。
蚊が出ます。
でも、雰囲気、最高!
史跡ですが
約1kmほど続く石畳で
熊野古道を思わせるようなステキな道なのでした。
誰も訪れてる様子がないので
すこしビビリながらの散策でしたが
計算されて生えてるかと思うような苔と
周りの竹林の組み合わせが癒しの空間なのでした。
石畳に寄り道した後は
英彦山越えで帰還!
こんな梅雨の合間のプチツーでした。